あんにょんはせよー♪
今日は独学で韓国語の勉強を始めたけれど、つまづきを感じていらっしゃる方が、つまずきやすいポイントを紹介しながら、その後どう学習を進めていったらいいか、偉そうにアドバイスしてみたいと思います。
お付き合いいただいたのはお友達のキョンちゃん。
キョンちゃん(20代・女性)
K-POPが好き。歌詞が分かるようになりたいと思って韓国語の勉強を始めました。
さてキョンちゃん、韓国語の勉強はどんな感じですか?
特にハングル文字については、かなり手取り足取り勉強しやすいようにページを割いて説明してくれてる。
キョンちゃんもこのテキストを使って、母音、子音、合成母音と順調に勉強を重ねてきたんだけど、どうやらパッチムの特別な発音の変化(このテキストの第1章Lesson18)のところで手こずっているようです。
というわけで今日は、「何とかハングル文字は覚えたけど…」という方のために、その後の効率的な勉強法をアドバイスするよ!
韓国語つまづきポイント①
パッチムを制するもの韓国語を制す
パッチムというのは、一つのハングル文字が「母音+子音+母音」で終わる場合の最後の子音を指します。
韓国語を正しく聞き取るうえでも、韓国語っぽい発音にするためにも、とにかくパッチムはものすごく重要!
例えば、韓国語で「昔」は「イェンナル」というのですが、文字にするとこうなります。
数字を制するもの、韓国語を制す
韓国語をマスターする上で次に大切なのは数字。本当に韓国語学習者の頭を悩ませる厄介なヤツです。
韓国語の数字の数え方は2通りあります。
- 일(イル)、이(イ)、삼(サム)、사(サ)、오(オ)
- 하나(ハナ)、둘(トゥル)、셋(セッ)、넷(ネッ)、다섯(タソッ)
特に②の方は、アイドルとかがグループであいさつするときに、最初に「ハナトゥルセッ」ってかけ声みたいな感じでよく言ってますよね。
何がややこしいって、数えるものによって①を使うか②を使うかが違うんです。
どっちを使うかに規則もへったくれもない(多分)、ただ覚えるのみ!
最たる例は「時間」。「時」は①を使うけど、「分」は②で表すんです。
ヘヨ体を制する者、韓国語を制する
さぁ、いよいよ文法に突入です。
どんな外国語でも、学習者の壁になるのが文法。韓国語も日本語と同じように、動詞・形容詞・形容動詞が活用します。
活用形の種類はいくつかあるんだけど、最も重要なのがヘヨ体です。サランヘヨのヘヨ!
このヘヨ体と呼ばれる活用の仕方が日常会話で最もよく使われる活用であり、不規則活用も多くてややこしいねん。
助詞を制する者、韓国語を制する
よく、韓国語と日本語は似ているから日本人にとっては勉強しやすいって言われますよね。
私はその理由は「助詞」だと思います。
韓国語も日本語と同様に、助詞が文構造を決める上で重要な役割を果たします。
そして、その助詞の使い方も日本語とものすごく似ているのが多い。
そうやねん!違うのもあるねん。
例えば日本語では「バスに乗る」、「友達に会う」と言いますよね。この助詞の「に」なんですが、韓国語では「를」を使います。
「를」っていうのは日本語の「を」にあたる助詞。
だから、よく韓国人の日本語学習者の方が「友達を会う」とか「バスを乗る」って言う風に言っているのを聞くよ。
もちろん多少間違っても通じるんだけど、自然な韓国語にするためには正しく助詞を使うことがマスト。
- まずパッチムの組み合わせによる特別な発音の変化(第1章Lesson8)はとばす
- 数字を毎回少しずつ継続的に勉強する(第1章Lesson20,21)
- ヘヨ体を覚える(第2章Lesson9,10)
- 助詞を覚える(第2章Lesoon6,7,8)
うん、がんばってね!