おススメの本‐韓国語フリートーク14

本日のテーマは「今までに読んだ本の中で一番感動した本」。

少し設定が大げさすぎたためか、思いつかなかったと仰る参加者さんもいらして、申し訳ないことをしてしまったなぁと反省したのですが、いつもご参加くださっているYさんが非常に興味深いトピックを提供してくださったので、それを今日はシェアしたいと思います。

まず、Yさんがご紹介くださった本はコチラ。

『アルジャーノンに花束を』、これ大ベストセラーになりましたよね。私も学生の時に読んだことがあるんだけど、内容が曖昧にしか思い出せない…。

Yさんのお話を聞いてだんだん思い出してきました。
主人公チャーリーは知的障がいを持つ青年。常に頭がよくなりたいと思っています。
知的障がい者の学習クラスに通うチャーリーは、ある日担任の先生から最新の脳手術を受けるように勧められるんだけど、その手術は何と知能指数を向上させるためのもの。
で、手術は成功し、チャーリーは念願かなって一気に賢くなる、というのが序盤のあらすじです。
この本はチャーリーの日記という体裁で書かれているんですね。
最初は手術を受ける前の知能指数の低いチャーリーが書いたものなので、全部ひらがなで書かれています。
IQが上がるとともに、漢字が増え、語彙力がつき、チャーリーが知能の高い人物になったのがつぶさに分かるんです。
で、ここからが本題なんですけど、Yさんは手術を受ける前のチャーリーが書いた部分、つまり
日本語の翻訳ではひらがなでチャーリーの知能指数の低さを表現していた部分が、韓国語でどう表現されているのか
が気になるっておっしゃったんですね。
この本は世界的ベストセラーなので、絶対韓国語の翻訳もされてるはず。確かに気になる!!
調べてみよう!
結果、韓国語は発音通りの表記をすることで、知的障害をもったチャーリーの文章を翻訳していることが分かりました。
例えば「~した」は「~했다」と書きますが、そこを「해따」というように、正しいつづりを無視して発音通りに表記していたんです。
韓国人の友人に聞いてみたところ、実際に子どもはそんな風に書くんだとか。
ちなみにYさんは英語ででも読んだことがあるとのことで、英語はスペルミスの多さで表現していたそう。
言語によって訳し方が違って面白いですね。

 

今日のひとこと
>韓国語☆Zoomでフリートーク♪

韓国語☆Zoomでフリートーク♪

外国語を話せるようになるためには、ひたすら練習あるのみ!ネイティブと話すのも楽しいけど、韓国語を外国語として勉強している仲間を増やしたい。その思いから日本人同士のフリートークを主催しています。

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